【解説】どのプロテイン飲んだら良いの?それぞれの種類と効果を最大限にするための適切な摂取タイミング




プロテインを買おうと思ったときに、味以外にも「ホエイ」や「ソイ」、「カゼイン」などたくさん種類があって結局どれを選べばよいか分からない…と思ったことはありませんか?

ICHI

この記事を読めば、それぞれの種類の特徴がわかるだけでなく、目的に応じて使い分けもできるようになります!

今回は筋肉を付けたい方だけでなく、最近ではダイエットをしている方にも活用されているプロテインについて掘り下げて解説していこうと思います!

使われている原料が違う

プロテインが何を原料にして作られているかによって特徴が異なったり、効果的な摂取タイミングが変わってきます!

それぞれの異なる特徴と、どのようなタイミングで飲めばより効果的なのかを解説していきます!!

  

①イメージはヨーグルトの上にある液体! ~ホエイプロテイン~

プロテインの中でダントツで知られているのがこの種類ではないでしょうか!

「ホエイ」とは、よくヨーグルトを開封した時に上の方に溜まっている水分のことを指します。

ホエイプロテインの最大の特徴として挙げれるのが、摂取してから吸収されるまでがとても速いということです!

摂取後からおよそ1〜2時間以内に消化・吸収されます。

食事でタンパク質を摂取した場合は消化・吸収に4〜5時間かかると言われているので、すぐに栄養を取り入れたい時にはホエイプロテインを活用しましょう!

市販にも必ずと言ってよい程置かれている馴染みのあるプロテインです!

このタイミングで摂取するとより効果的!

  • 運動後の栄養補給として!
  • 栄養が枯渇している起床後に!

  

②牛乳の主なタンパク質! ~カゼインプロテイン~

カゼインプロテインは先程のホエイプロテインに比べてゆっくりと吸収されるのが特徴です!

寝ている間にもエネルギーは消費され続けています。そのため体に栄養を送り続けるためにはより吸収スピードがゆっくりなプロテインがひつようです!

そこで、カゼインプロテインを利用することで効率よく筋肉に栄養を蓄えさせることができます!

このタイミングで摂取するとより効果的!

  • 就寝前(30分~1時間を目安として)
  • 食事と食事の合間に!

   

③主成分は大豆由来のタンパク質! ~ソイプロテイン~

ソイプロテインは大豆由来のプロテインなので動物性タンパク質ではなく、植物性タンパク質で出来ています。

こちらもカゼインプロテインと同じようにゆっくりと吸収されます。

食事からたくさんの納豆や豆腐といった大豆製品を摂取することはとてもいいことだと思います。

しかし、それでは脂質の取りすぎになってしまったり栄養バランスが崩れてしまいます。

ソイプロテインは大豆由来のプロテインですが、脂質は取り除かれているため低脂質であり、なおかつビタミンやミネラルも豊富に含んでいるものが多いのでダイエット商品としても知られています!

  

このタイミングで摂取するとより効果的!

  • 就寝前(30分~1時間を目安として)
  • 食事と食事の合間に!

   

④卵白をギュッと凝縮! ~エッグプロテイン~

エッグプロテインはその名前のとおり、たまごから作られているプロテインです。

私たちの食生活には欠かせないたまごには豊富なタンパク質が含まれています!

たまご(全卵)には、タンパク質と同じくらいの脂質も含まれていますが、脂質のほとんどが黄身の部分に含まれています。

そのため、エッグプロテインはたまごの白身の部分を加工して作られていて、脂質もとても低いプロテインです!

吸収速度はホエイプロテインの次に速いといわれています!

このタイミングで摂取するとより効果的!

  • 運動後の栄養補給として!
  • 栄養が枯渇している起床後に!

   

製法の違いで成分が変わる!

原料だけでなく、作り方の違いによっても種類が異なります。

それぞれの作り方と、選ぶときのメリットとデメリットを解説していきます!

ホエイタンパクを凝縮! ~WPC製法~

WPCとは正式には「ホエイプロテインコンセントレート」と言います。

一般的にスポーツショップや薬局などのお店で売られているプロテインはこのタイプが多いのではと思います。

最近では本当にたくさんのメーカーがプロテインを販売していて、さまざまなフレーバーがあるのでとても飲みやすくなっています!

グルタミンやビタミンなど、タンパク質以外の栄養素も同時に含まれている商品も売られているので自分の用途に合わせて選ぶことが出来ます!

メリット

  • 市販にもよく売られていて値段が安価

デメリット

  • 普段から乳製品を食べたり飲んだりしたときにお腹が緩くなりがちな方が飲むと、お腹がゴロゴロになる可能性がある

   

糖質や脂質はできる限り除去! ~WPI製法~

WPIとは正式には「ホエイプロテインアイソレート」と言います。

こちらのプロテインは加工される際に、できる限りの糖質や脂質といったタンパク質以外の栄養素が取り除かれています!

そのため、プロテイン一杯に含まれるタンパク質の量も必然的に増え、80%以上のタンパク質含有量を含んでいる商品が多いです!

メリット

  • タンパク質含有量がとても高い!
  • 乳製品を摂取してお腹を壊しやすい人でも安心して飲むことができる

デメリット

  • WPCプロテインよりも高価
  • タンパク質以外の栄養素が除去されている

   

細かくすることで吸収効率アップ! ~WPH製法~

WPHとは正式には「ホエイプロテインハイドロライズド」と言います。

タンパク質を摂取してから吸収されるまでの間に腸の中でさらに細かい状態にされる必要があります。そのために吸収されるまでに時間を要しますがWPH製法で作られているプロテインは飲む段階ですでに細かい状態にされているため、さらに吸収率がアップし吸収スピードも速くなります!

メリット

  • 吸収率や吸収スピードがとても速く、こちらもホエイアイソレートと同様に不純物が取り除かれているためお腹を壊してしまう心配が少ない!

デメリット

  • WPCプロテインやWPIプロテインよりもさらに高価であり、市販では売られていないことが多い

  

まとめ

今回はプロテインの種類とそれぞれについておススメする摂取タイミングについて紹介しました!

紹介した要点を以下にまとめると、

ホエイプロテイン

スポーツショップや薬局でも売られている代表的なプロテイン。摂取してから吸収されるまでの時間が早いため筋トレ後や朝一の栄養補給に最適!

WPC(ホエイプロテインコンセントレート)

・一般的に薬局やスポーツショップで多く見られるタイプで安くて安価であるが、中にはお腹がゴロゴロしてしまう方もいる

WPI(ホエイプロテインアイソレート)

・WPCプロテインと比べると値段は高価だがプロテイン含有量が80%以上であり、なおかつお腹を壊す心配も少ない!タンパク質以外の栄養素はほとんど除去されていることに注意!

WPH(ホエイプロテインハイドロライズド)

・あらかじめ細かい状態に加工されているためほかの種類と比べるとさらに吸収率が上がり吸収スピードも速いが、値段は高価であり市販で見かけることはあまりない。

カゼインプロテイン

ホエイプロテインに比べて吸収スピードは緩やかなので、就寝前や間食として取り入れることがオススメ!

ソイプロテイン

腹持ちが良くビタミン類も豊富に含まれているので就寝前や間食として取り入れることがオススメ!

エッグプロテイン

卵の卵白を加工して作られたプロテイン。ホエイプロテインと同様に摂取後から吸収されるまでの時間が早いため筋トレ後や朝一のタイミングでの摂取がオススメ!

   

自分の用途に合わせて使い分けることで、さらに効果UPが期待できると思います!

プロテインを上手く活用して、より効率良く理想の体を手に入れましょう!!

今回の記事が少しでも参考になったら嬉しいです‼︎

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